【2014年11月】外苑前 ベストフォト6選

夏に知り合ったアーティストの方が、「この季節、早朝、外苑前の銀杏並木を走り抜けると気持ちが良い」と、Facebookで呟いていた。少し睡眠不足で疲れていたけれど(最近、ダルい疲れが抜けなくて困る)、前日23時半に寝て、気合で5時半に起きた。

家から自転車で、神宮外苑まで6kmくらい。
蛇行するように小径を抜け、少し時間がかかったけれど7時前に到着!

俺のラッキーカラー、Yellowな景色がそこに在った。

Basic scene, yellow.

Basic scene, yellow.

Yellow, yellow.

Yellow, yellow.

I near yellow.

I near yellow.

Almost yellow.

Almost yellow.

half & half.

half & half.

my camera, yellow  ( lucky color ).

my camera, yellow ( lucky color ).

南伊豆町75kmみちくさウルトラマラソン雑記(2014年11月15日)

静岡県の南伊豆。
行った人の話を聞くことはあったけど、自分には馴染みのないエリアだった。まさか東京から鈍行に揺られて約4時間もかかるところだとは思わず(笑)。

いやあ、最高のロケーションでした!
青い海、素敵な季節、豊かな山々に恵まれた素敵な場所だった。

まともな大人は、こんな素敵な場所を走ろうとは思わないだろう。まして朝4時起床、13時間という制限時間内に75kmも走るなんて。会社の同僚に冷笑されたのは僕だけではないはずだ。
けれど、「走る」ことに並々ならぬ情熱を傾けるランナーたちは確かに存在して、450名が南伊豆のスタートラインに集まったのだ(まだ夜空には星と月が見えた)。楽しみながら、自分の力を試すために。

「来年6月のサロマ湖ウルトラマラソンで完走する」
これが今シーズン、ランナーとしての自分に課した大きなテーマであり、着地点だ。
「100キロを13時間で走る」というのは熟練のランナーであっても大変なこと。まだまだランナーに毛が生えた程度の僕にとって、まずは長い距離を走り抜く脚力を鍛えなければならない。

こんな感じのコース

こんな感じのコース

そういう意味で、今回参加した「南伊豆町75kmみちくさウルトラマラソン」は格好の練習コースだったと思う。
最高地点が300メートルを超える高さの登り坂があるなど、アップダウンの激しいランナー泣かせのコースは、逆に言えばランナーのメンタルを試すものだ。「75キロを13時間」というのはサロマ湖よりも楽そうに見えるが、それは数値上の話なわけで、決して楽ではない。全然楽ではない。

そんな中、僕なりに以下の3つをテーマに掲げて、本大会に臨んでいた。

・12時間〜12時間半くらいで完走する
・登り坂は歩かない。とにかく「走る」ことにこだわる
・レースマネジメントを意識する

特に2番目の、「歩かない」というのがミソだ。

さて、レースはと言うと。
最初の関門の20キロ地点で、下位集団の中でも後ろの方に位置した僕ら(このレースは友達と走った)。「最終ランナー」のビブスを着た方も近くにいることも分かるくらい、後方を意識的にキープ。焦ることが無くは無かったけれど、時間には多少余裕があったし、ゆっくりと確実に走れれば良いと信じていた。序盤の絶景を楽しんだり、途中のエイド(休憩所)でゆっくり休憩を取ったり、身体やメンタルへのストレスや負担を極力抑えることこそ重要で、ひたすら余裕を体力を使わないことに努めた。

これが結果的に奏功する。
レースは20キロ過ぎから中難度の登り坂が増えてくる。もともと設定していたテーマに準じて、登り坂をゆっくりと確実に走った。
序盤で体力を温存していたため、20キロ過ぎの坂でのダメージは無かったけれど、この辺りから登り坂を歩く人が散見されるようになってきた。

「歩く」と「走る」の違い。
これは結構大きい。たとえノロノロと走ったとしても、「歩く」のに比べると、かなり差が生じる。歩いているランナーを抜くと、忽ち差がついてしまうのだ。

走れなくて「歩く」ことになった際のメンタル面の負担も、予想以上に大きい。
「この登り坂はいつまで続くんだ」「日差しが強い」「後半にも登り坂があるのか」など、頭の中で余計なことを考えてしまう。僕自身、初期に参加したフルマラソンで同様のことを経験していたので(このときは完走まで6時間弱を要した)、とにかく「走る」ことがメンタル面の負担を抑えることができるのを実感していた。

とは言え、40キロ過ぎの300メートル超えは、体力温存に努めた僕らの脚にもさすがに堪えた。
下位集団に位置していたせいか、この登り坂を走っているのは僕たちしかいなかった。「ナイスラン!」「ナイスファイト!」「元気だねー」「頑張れー」と声援を受けると、なかなか走り止めることが出来なかった。後に友達と「あそこは結構辛かった、山の中で日陰だったことに救われたよね」と話したが、結局は足を止めずに最後まで登り切ることができた。その後見た山頂からの景色は、また絶景で、救われたと思う。

後から振り返ってみると、ここを歩かずに走れたことは、少なからず僕らに自信をつけさせたのだと思う。
幾つかアップダウンもあったけれど、「あのとき登れたし、それよりも短いなら頑張れるのではないか」と無意識的に感じることができたのだと思う。

計測は最後だけだったので、時間はざっくりと記憶しているレベルに過ぎないけれど、

・20キロ時点で3時間半
・35キロ時点で5時間半
・37.5キロ時点で6時間
・42キロ時点で7時間
・53.5キロ時点で8時間20分
・75キロ時点で11時間半

前半と後半を比べたら、後半の方が速い。
色々な距離のレースを経験してきたけれど、こんなことは初めてだった。確かに最後の5キロは、1キロあたり5分半くらいのペースで走れていたと思う。身体がめちゃくちゃ軽かった。ゴールの後もそれほど身体は痛くなかった(2週間前の湘南国際マラソンの方が、よほど酷かった)。まだ余力があって、たぶん10キロくらいは同じようなペースで走れていたんじゃないかと思う。

最高のロケーションで、最高のレースができた。

もちろん、来年のサロマ湖では、もっとスピードが求められる。
序盤にノロノロとしたペースを続けていると、忽ち関門の時間制限に遭ってしまうはずだ。

これからも基礎体力をつけつつ、スピード向上を図っていかなくちゃならないと思う。油断せず、走り込みを続けたい。

最後に、今回は南伊豆の方々のおもてなしが素晴らしかったです。
食べるために走る、いわゆる「食べランナー」という人がいることは知っていたが、エイドの「食」がこれほどまでに充実しているとは思わなかった。
思い出すだけでも、猪汁、とろろご飯、アロエマンゴー、ところてん、団子、おこわ等々。走るのに欠かせないオレンジやバナナ、梅干しも随所に用意されていて、エネルギーが尽きることは無かった。「みちくさ」しながら走るという本大会の特徴が、こういうところにも表れている気がして、走るのがとても楽しかったです。1年に1,2回くらいは「食べランナー」かつ「旅ランナー」で大会に参加するのも悪くないなと。

夜明けのスタート

夜明けのスタート

朝の海です

朝の海です

快晴だった。前日までの強風は止んだらしい(風、けっこう強かったけど)

快晴だった。前日までの強風は止んだらしい(風、けっこう強かったけど)

走ること厳禁の国立公園を歩きました

走ること厳禁の国立公園を歩きました

20キロ地点で。楽しみ方が古いか...

20キロ地点で。楽しみ方が古いか…

まだまだ序盤、まだまだ元気!

まだまだ序盤、まだまだ元気!

伊豆の海、常に絶景がそばに

伊豆の海、常に絶景がそばに

本当は恋人と撮影する場所

本当は恋人と撮影する場所

ポーズが古い

ポーズが古い

田園

田園

遠くに見えるのが富士山

遠くに見えるのが富士山

やまみち。僅かだけどトレランも楽しかった

やまみち。僅かだけどトレランも楽しかった

伊豆の海最高!

伊豆の海最高!

絵になるなあ

絵になるなあ

ベストショットかな

ベストショットかな

メロンおじさんと。エイドで元気づけてくれました

メロンおじさんと。エイドで元気づけてくれました

ゴール!達成感半端ないです。

ゴール!達成感半端ないです。

最後にして、海の幸を楽しみました(20分で)

最後にして、海の幸を楽しみました(20分で)

大学生になります!

あながち嘘ではなくて。

MOOCs(Massive Open Online Course)、すなわち大規模公開オンライン講座が世界的に流行している。
東京大学京都大学も、MOOCsに関するリリースを出しているし、日本でもgaccoという日本版MOOCsが立ち上がった。

脳科学者・茂木さんの講座もあるみたい。

脳科学者・茂木さんの講座もあるみたい。

場所を選ばず、無料で(一部有料の講座もあり)、しっかりとした講師陣による授業。収容が限られている講義とは違い、オンラインで受講生を募ることができる仕組み。受講生同士で活発な議論も生まれるし、オンライン・オフライン問わずネットワークを作れる可能性がある。

学校の宣伝にもなるわけだから、もっと多くの大学が参入すべきだと思うのですが。おそらく時間の問題でしょう。
「大学を卒業したが、もっと勉強したい」「大学の専攻とは別のことを学びたい」「仕事で活用できる知識を身につけたい」などのニーズは多いから。

まだまだ講座の数は多くないけれど、この仕組みがメジャーになってくると、より深く体系的に学べるようになるんだろうな。別に大学生や社会人に限らない、関心があれば高校生でも中学生でも、小学生でも受講可能だ。

僕は「カタチで意味を伝える ピクトグラム」と「インタラクティブ・ティーチング」の2つの講座を受講する予定です。

前者の講座は、武蔵野美術大学の講師が担当。あの武蔵美ですよ、武蔵美。

また受講した後で、レビューしてみたいと思います。

まだ夢は終わっていない

諦めない。
最後まで悪あがき。
諦めたら、そこで試合終了。
やり続ける。
止まっても、また歩き出す。

そんな曲に出会えた。オールディーズ・ミュージック。
熱い気持ちになれた。齢30にて。

「Don’t Dream It’s Over」Crowded House

読書メモ:『逆境経営―――山奥の地酒「獺祭」を世界に届ける逆転発想法』

「お酒は好きだけど、日本酒はダメ」
そんな人は結構多いのではないだろうか。僕もかつては、その一人だった。この本の主役である「獺祭」に出会うまでは。

獺祭との出会いは割愛するが、不思議なもので、
一度美味しい日本酒に出会うと、他の日本酒も美味しくなるものだ。

甘いもの、辛いもの、にごり酒、最初に飲む日本酒、ビールの後に飲む日本酒、深夜を過ぎて飲む日本酒…。
どれもこれも味わい深い。秋冬のこの季節に飲む日本酒は格別に美味しいし、邪道かもしれないが夏は日本酒をロックで楽しむこともできる。大学生のときは考えられなかった、こんなに日本酒が美味しいとは。“日本”という冠がついているにも関わらず、僕らは日本酒を「罰ゲームのときに飲む不味いアルコール」くらいの認識だったのに。

さて本書は、そんな日本酒ビギナーの僕が、偶然書店で見掛けたものだ。
書店に立ち寄り、これを買わなければ、「二度と日本酒に関する経営について知ることはできないだろう」と直感した。日本酒とビジネス、という感覚が上手く結びつかないこともあり、読み進めたけれど、経営者である桜井氏の熟成かつ洗練された語り口が気持ち良くて、「獺祭」の味のごとく気持ち良く読み進めていくことができた。

解は「絞るもの」ではなく、「絞るしかないもの」である。(中略)
「そうか、大手酒造の主力商品だから、お客様を絞れないのだ。うちは、小さな酒蔵。お客様を絞ってしまえばいいんだ。『冷やで飲む酒』、これ一本でいけばいい。お燗して飲む酒は、よそに任せてしまえばいいんだ」

「話題性」や「物語性」「非日常性」で酒を売ろうとするのを極力避けて、自分たちの信じる酒を世に問うことにより、製品を売ろうとするようになりました。

国税局の通達によれば、「純米」とか「本醸造」といった特定名称酒といわれる酒の場合、精米歩合をラベルに表示しなければならない決まりです。(中略)このあたりの限界に近い数字について実際が異なると、まるで法令に挑戦しているようではばかられます。そこで<磨き その先へ>は、純米本吟醸の表示を外して「普通酒」としたわけです。「売るために、純米大吟醸しか造らないわけではない」「美味しい酒を造りたいから、純米大吟醸造りに“結果として”なった」「<獺祭>がウリにしているのは、美味しさであって、純米大吟醸という特定名称ではない」そんな旭酒造の自負があります。

特に二番目の言葉は深い。
ブランディングというのは、多かれ少なかれ、プロダクトや企業が辿ってきた「物語」がルーツになっているからだ。

伝統のあるプロダクトである以上、「物語」と切り離せないものだが、それに甘えることなく、洗練された最高のお酒を作る。桜井氏のこだわりに、心打たれた。

日本酒に「日本」という冠をつけるのはおかしい。
ワインを「フランス酒」と名付けたら、これほど世界に広まってはいなかっただろう。

という言葉にも、なるほどなと感じさせられた。
「日本」という国を意識しながら、外もきちんと向いている。

この本で気付かされることは、非常に多い。

本エントリを書いていて、「獺祭」の酒蔵である旭酒造のウェブサイトにアクセスすると、気になる記事
僕の地元の栃木県で、「獺祭米」というものが作られたらしい。大好きなものが、地元とリンクすると嬉しいね。

○追記
通常のエントリに、これからは読書メモもチラホラ混ぜていこうと思います。
小説、エッセー、経営書、自己啓発本、雑誌やフォトブック、何でもござれ。全ては文化およびカルチャーに繋がっていくから。