引っ越しの準備

ものすごい量の本に埋もれそうになりながら、引っ越しの準備をしている。
今週末には引っ越しで準備に大忙しのはずが、なんと日曜日にフルマラソンに参加。月曜日、水曜日は出張だし、週末にかけて山場みたいな業務が続く。平日は諦めて、金曜日午後に半休取って、一気に終わらせる作戦に変更。

さて、今回の引っ越しは、大学時代に一人暮らしを始めから数えて4回目。
今回のところは2年半くらいの滞在。これまで3年半、6年と過ごしてきたので、史上最短。ライフステージが変わるから仕方ないものの、もうちょっと、この場所で生活を続けたかった。不動前のロケーションもすごく良かったし。

今回の引っ越しでは、学生時代のメモとか手紙とか手帳とか美術館のチケットとか、アナログなものを全て捨てることにした。
やはり紙は嵩張る。アナログな思い出は、すぐ思い返せるようにEvernoteに溜めるのが大事だなと。PCのハードディスクに残すと、思わぬハプニングでデータが全壊してしまう(経験者)。21世紀の生活は、断捨離とクラウドで快適になるはず。IoTとかも、徐々に新生活に実装していけると良いなと。文明の利器は、使い倒さなくちゃ。

言葉、ことば(2014年10〜12月)

これから四半期ごとに、僕がEvernoteにメモしている「言葉」についてポストしたいと思います。
印象に残ったこと、役に立ったこと、初めて見聞きしたことなどを、今年の10月からEvernoteに記録するようになりました。その中から幾つかピックアップし紹介します。

言葉って不思議です。言葉だけでは意味を持ちません。
受け手の解釈が重要で、そこから意味あるいは価値が発生します。
僕にとって重要だった言葉が、あなたにとって重要だと思いません。その逆も然り。
あるいは僕にとって重要だった言葉が、あなたにとって人生を変えるくらい重要である可能性もあるわけです。

1. 2014/10/1
坪田知己さんのFacebookポスト「自分を捨てるな」
参考URL:https://www.facebook.com/tomomi.tsubota.1/posts/514521045317268

私は、「物書き」です。そのために、いつも筆記用具と本を携帯しています。大事なことを聴いたらメモします。「いい言葉」もメモしています。その場でメモしないと忘れるからです。私の教え子の数人は、お酒を飲んでる時でも、本の名前や気になる言葉が出てきたら、さっとメモ帳を開きます。「恥ずかしい」「カッコ悪い」とかでそれをしない人との間には大きな差が付きます。そういう「メモする子」は必ず大成します。恥ずかしがらないでください。

インターネットサービスが当たり前のように使われて久しいですが、随分とフロー型のサービスが多くなったように感じます。情報や言葉が氾濫する中で、記憶しておきたい言葉を「残す」ようにしました。Evernoteと併用することをお勧めします。
坪田知己さんは大学時代の恩師。僕がこの習慣を始めたきっかけになった言葉です。参考URLの本文はもう少し長文が掲載されていますが、坪田さんの魂のこもったメッセージに心打たれます。お時間あれば是非お読みください。

 

2. 2014/12/7
沢木耕太郎『旅する力―深夜特急ノート』(P206-207)

(小学館の編集者、白井勝也さんの言葉で)私がもっとも強い印象を受けたのは、マンガの世界はアクションからリアクションの時代に入った、という言葉だった。
それは、主人公が試合を通してスポーツの頂点を目指したり、恋愛を暴力や事件とからめながら展開させていく作品から、微妙な感情の揺れや些細な出来事を通して人物を描いていくマンガへの変化を予告する言葉だった。

(中略)

重要なのはアクションではなくリアクションだというのは、紀行文でも同じなのではないだろうか。どんなに珍しい旅をしようと、その珍しさに頼っているような紀行文はあまり面白くない。しかし、たとえ、どんなにささやかな旅であっても、その人が訪れた土地やそこに住む人との関わりをどのように受け止めたか、反応したかがこまやかに書かれているものは面白い。たぶん、紀行文も、生き生きとしたリアクションこそが必要なのだろう。

アクション的観点の世界はアニメの「ドラゴンボール」、リアクション的観点の世界は映画の「ゆれる」かなと、勝手ながら感じました。どちらも好きなのですが、後者の視点が丁寧に描かれている作品にハズレはない気がします。

 

3. 2014/12/14
博多大吉、THE MANZAI2014のコンビ紹介VTRにて

25年漫才をやってきて、漫才は人柄(にん)なんだなということが、ようやく分かってきた。華丸さんが言うから面白い、華丸さんが言うから笑う。無理して設定を考えたり、ボケなくても良い

THE MANZAI2014で優勝したのは、ベテラン漫才コンビの博多華丸・大吉でした。
若手が多い中、彼らの人柄を生かした味のある漫才が評価されたものと思われます(個人的には和牛が良かった)。優勝した分、この言葉に価値が生まれました。「笑う」というのは感情の発露の結果ですし、「情」が絡む以上、芸人の内面的要素がとても重要なのは納得です。それは我々のような一般人にとって、あらゆる場面で同様なのかもしれません。

 

4. 2014/12/27
橘玲「風俗嬢にもなれない「最貧困女子」問題の解決法とは?:世界投資見聞録」 参考URL:http://diamond.jp/articles/-/63557

ひとは人的資本、金融資本、社会資本から“富”を得ている。人的資本は働いてお金を稼ぐ能力、金融資本は(不動産を含めた)財産、社会資本は家族や友だちのネットワークだ。この3つの資本の合計が一定値を超えていれば、ひとは自分を「貧困」とは意識しない。

(中略)

いったん友だちネットワークから排除されてしまうと、地元にいても面白くない。こうして学校を卒業すると(あるいは中退して)東京や大阪などの大都市を目指すのだが、そのときじゅうぶんな人的資本か金融資本を持っていないと、(社会資本は地元に捨ててきたのだから)すべてをかき集めてもほとんど「資本」を持たない状態になってしまう。これが「貧困」だ。

医療が発達した現代は、昔よりも人々が「不安」に感じることが増えたそうです。
「豊かさ」についても利便性が高まった現代に、それほど実感を持てない人々が少なくないことは想像できるわけで、この記事は色々考えさせられました。

振り返ると、それ以前に自分の中に残ってる言葉って本当に少ないなと。
ズタボロに怒られたり、よほど嬉しかったことだったり、何か感情を揺さぶられたりということ以外は容易に思い出せない。私の引き出し、それほど豊かにクリエイティヴなことは詰まっていませんが、フレキシブルに出し入れができるよう思考の整理はしておきたい。このやり方は非常に便利だなと改めて思いました。

PCが逝きましたので。

4年前に購入したMacBook Pro。
半年前くらいから起動がうまくいかなくなったり、動作中に停止したりと、不安定だったのですがつい1ヶ月前に全く起動しなくなりました。ハードディスクにあるたくさんのファイル、何度も救出を試みましたが無理っぽい。320GBあるデータ、さようなら。

「バックアップしとけば。。」という思いもあるけれど、そもそもハードに依存するような運用自体を見直すべきだと思いました。加えてファイルを自分で持つというリスクも考慮に入れなくちゃとも思います。

前者に関しては、iCloudとかGoogle Driveをなどのクラウドサービスを使うということで回避できることだと思います。Googleは100GBまでは1.99ドル(月額)、1TBまでは9.99ドル(月額)。一度利用したことあるけど、転送の速度が遅い。それさえ目を瞑れば良い価格帯かなと思います。iCloudは比較にならないくらい高いけど、iOSとの連携は抜群。それほど容量を使わないならアリかと。文書はEvernoteで引き続き。

後者に関しては、そもそもCDとかのパッケージを聴き続けるのかという話。音楽に関しては、SpotifyやiTunes Radioの日本上陸が待たれるなと。映画に関してはHuluが本当に便利。1ヶ月で1000円というのは良心的だし、それほど生活に困窮していないのであれば便利。何より、PCだけでなくタブレットやスマホで観れる、場所を選ばないスタイルは慣れると癖になります。有料のストリーミングサービスが一般的になり、最新の音楽も昔の音楽も聴き放題になると相当便利なはずだ。

ライフハックなんて大袈裟な話ではないけれど、昨年から携帯電話を持たなくなった生活と同様、ハードディスクを持たない生活を始めていこうと思う。たぶん、引き続きGoogleさんに頼ること多いものと思われますが。とりあえず、Google+というイケてないサービスは、一刻も早くテコ入れしてもらいたいものです。

iPad Airで満たされた生活

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2013年11月1日に、アップルが新製品「iPad Air」を販売した。
2010年にスティーヴ・ジョブズ最後の製品として発表されたiPadはバージョンアップやサイズ変更を繰り返し、常にその時代の「最高」たる製品を送り出している。
「軽々と、パワフル(=The Power of lightness)」というキャッチコピーのもと、9.7インチ型としては5番目のモデル、名称も「iPad Air」となった。

もともと僕は小さい製品が好きである。iPodも僕は「iPod mini」から購入した。iPhoneでなくiPod touchを使っているのは、112gよりも86gという「軽さ」を価値と感じるからだ。
容量は僕にとって価値ではない。機能性は価値ではなく、前提だ。アップル製品は機能性で他製品を圧倒しているからこそ、僕はアップル製品にブランド価値を感じる。その前提を満たした上でアップル製品を比較したときに、同じ機能であれば小さくて安いにこしたことはないと考えている。

理想は、鞄を持たずにiPadだけを持つような生活。それを実践するのはなかなかに大変だ。会社でセールスを担当している僕は、どうしても訪問先で紙の説明資料が必要になる。
しかし志向として荷物は極力少なく、小さめのショルダーバッグ1つを持って自転車で動き回るモビリティの高い生活を目指している。

iPad mini with Retina displayも確かに魅力的だった。
だけど以前iPad2を弄っていたときに、文字入力のしづらさを感じていた。9.7インチでギリギリという印象を持っていた僕は、iPad miniは小さ過ぎるのだ。
いいじゃないか、従来より薄いし20%以上も軽量したというのだから。空いた時間に思考をメモしたり、ブログや小説を書いたりする。それが主目的なわけで、そこに支障をきたしてはモビリティもへったくれも無いのだ。

初日にiPad Airを買った満足感と共に家に戻り、僕が(おそらく誰もが)行なったことはセットアップだ。アップル製品を買ったときに味わう開封の際のドキドキも、わりと10年近く味わうにつれ特別なものでは無くなっているが。
すぐに使用感を確かめる。入力処理の速さ、画像の読み込みスピード、予想を超えた本体の軽さは予想以上だった。次にアプリケーションの準備をする。パソコンとiPadで小説を書こうとするなら、クラウド・アプリケーションが必要だ。久しぶりにEvernoteをダウンロードした。あまり好きじゃないアプリケーションだったが、改めて使ってみると、何だか僕のライフスタイルに合うような気がしている。ちょっと嬉しい。

そして僕は、勢いに乗ってHuluをダウンロードし、月額の980円を支払った。無料お試しをしたことはあったが、継続して使おうとは思わなかった。だけどせっかくのiPad。出先でどうしても暇で小説を書く気もないとき(そういうときは結構あるのだ)、僕はHuluで時間を潰すことにした。ネットサーフィンで時間を潰すよりはマシ、という考えがあった。うまく使えば英語の勉強にもなるはずだという甘い目論見もある(なんせ高校卒業以来、3ヶ月と自発的な英語学習が続いた試しがない)。

更に、iKnow!も契約する。6ヶ月で4,800円のコース。英単語を効率的に覚えることができるらしい。英会話とビジネス英語。英語学習で何度三日坊主で終わってしまったことか。今のところ一週間くらい続いている。

Hulu、1年前と比べてコンテンツのバリエーションが増えていたように思う。さっそくフレンズやスラムドッグ・ミリオネア、ピンポンなどを観ている。僕の引き篭もり生活は加速している。あとはコーヒー・メーカーと観葉植物があれば文句なしなわけで。

iPad Airで満たされた生活。

みんな、遊びに来てくれよな!(震え声)